陽心会での働き方とマイドリーム訪問看護ステーション

陽心会での働き方

 2022年6月で三条しただ郷クリニックは開院から丸3年になります。4年目を迎えるにあたり次のゴールを明確に設定し、当法人のこれからのプランを示したいと思います。

 プランを示すにあたっての基本的な考え方、というより信念は、

「決めたことしか実現できない、夢を描かなければ夢は実現しない」

とういことです。

 自分の夢も、法人の「将来はこうありたい」という姿、夢も具体的に描かなければ実現のしようがありません。

 個人(現スタッフ一人一人、そしてこれから仲間に加わっていただくタレント(人財)一人一人)も陽心会(当法人)も、自分がなりたい自分になる、自分の潜在的な能力を発見しそれを最大化(適材適所)するためには、個人・陽心会それぞれに夢を具体的に描く必要があります。

 陽心会の使命はまず第一にスタッフが自分と家族のウェルビーイングを実現できるように支援し、実現できた範囲で自分の能力やリソースを使って陽心会の夢の実現に賛同・協力していただくことです。クリニックでの医療、訪問診療、訪問看護やリハビリテーションはその範囲で行うことになります。

 陽心会での働き方は従来の働き方と大きく異なります、というよりまったく正反対です。以下、従来の働き方(病院という組織を例に)について記述しますので、その逆が陽心会での働き方だと考えてください。

従来の働き方(病院の場合)

  • 病院のミッション遂行に協力することが前提で入職
  • ミッション遂行の前提は病院の経営状態が良いこと(黒字)
  • まず病院の収支状況をいい状態にすること・保つこと・さらによくすることに協力が要請される
  • ここまでをまとめると、従来の病院の職員は病院の都合に合わせて働くことが求められていてそれは拒否できなかった、となります
  • さらに続けると、休みは部署の都合により取れたり取れなかったりします
  • 子供が急病になった時、早退を言い出すことに躊躇や申し訳なさが先に立つなど、子供・家族の都合より病院・部署の都合が優先されています
  • 自分の仕事は終わったからといって帰宅できるわけではなく、他の職員の仕事の効果・効率により終業時間を超えて働く(あるいは時間を潰す)ことが起こります
  • 患者さんのゴールを達成するためにスマートに働き(そのために勉強することも含めて)、さっさと仕事を済ませる提案、努力や能力は必ずしも歓迎されません(それよりも部署全体が・・・)
  • その部署のスタッフ(特に経験が長いスタッフ)が快適であれば新しい仕事のやり方は必要はない・これまで通りで不都合はないという理由で導入したり実験することありません

 ざっと思い付きで考えてもこれくらいのことが頭に浮かんできます。

 陽心会での働き方は上記の逆と考えていただいて結構ですが、考え方は大体次のようになります。

  • 陽心会がミッションを達成するためにはスタッフのウェルビーイングを最適化する必要がある
  • スタッフ一人一人が自分と家族のいい状態を保ちより良くできるように環境を整備し、その範囲で能力・リソースを発揮してもらう
  • 残業しないためにできる工夫はすべて行う、朝礼なし・IT活用、診療システムの見える化・システム化
  • 陽心会を選んでいただいたスタッフのウェルビーイングに常に配慮し、よりよいウェルビーイングを創り出す管理者の育成
  • 陽心会のハピネスを創出し、陽心会のハピネスの輪を広げる
  • その延長に診療、訪問看護リハビリ、地域医療と地域看護が成立する

 従来の働き方と陽心会での働き方の違いを一言でいえば、従来はと病院の都合に合わせた働いていましたが、陽心会では自分・子供・家族の都合で自分の能力とリソースを使って患者さん・ご家族と地域にハピネスを広げていくことになります(ハピネスを広げるプロセスで自分がさらにハッピーになり、その結果、家庭もハッピーになる、ということを目論んでいます)。

 さて開業4年目以降に達成するゴールと計画について説明したいと思います。

決めたことしか実現できない、夢を描かなければ夢は実現しない

現状で実現できていること

  • 法人化、訪問看護ステーション開設
  • 下田地域の医療(三条市内、長岡市内の医療機関と連携した外来診療)、在宅医療(訪問診療、訪問看護・リハビリ)
  • 月に一度の整形外科診療(セカンドオピニオンを含む)
  • オンライン診療
  • 認知症オレンジドクター
  • 骨粗しょう症診療体制
  • 三条市東裏館にサテライト設置(訪問看護リハビリ、何でも相談)
  • 帰宅支援カーの運行

大きな夢

 県央地域の病院(県央基幹病院、三之町病院、済生会三条病院など)を支援する外来医療・在宅医療(看護、リハビリ、ケアを含む)、予防医療・何でも相談と医療リテラシー向上のための学習システムを導入し、県央地域の住民の皆さんnに安心・安全な生活を提供する。

具体的な目標

マイドリーム訪問看護リハビリステーション開設

  • 燕三条駅周辺エリア
  • 2023年9月開業
  • 看護師(7名)、理学療法士、ケアマネジャー、事務 採用予定
  • 看護師:平日月曜日から金曜日、午前8時半から午後5時半まで、直行直帰・ペーパーレス、待遇相談に応じます(現職の基本給は最低維持、低い場合は原則昇給、その他手当で対応)
  • 問い合わせはウェルビー訪問看護ステーションまで(ちなみにウェルビー訪問看護ステーションでも訪問看護師さんを随時募集しています。条件は同じですのでこちらについてのお問い合わせください)

マイドリーム訪問診療クリニック開設

  • 燕三条駅周辺エリア
  • 2023年9月開業
  • 医師、看護師、ドライバー、相談員、医療事務 採用予定
  • 診療時間(予定):平日月曜日から金曜日、午前8時半から午後5時半まで

 やや尻切れトンボになってしまいましたが今回はここまでにしたいと思います。

 次回に続きます。

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