ティール組織についてのメモ その1
「ティール組織についてのメモ」では、当クリニックが採用しているティール組織についてサクサクとイメージを組み立てるためのメモを列挙したいと思います。
メモは「ティール組織―マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現」(フレデリック・ラルー、2018)からの引用になります。
メモからティール組織とその運用の仕方をそれぞれにイメージし、実際に対話しながら、関わり合いながら、ティール組織についての自分の理解を深めたり、効果的・効率的・魅力的な運用能力を獲得する出発点を提供することが目的になります。
ティール組織早わかりは以下からどうぞ。
人生の豊かさを信頼する
人の生き方には二通りがあるようです。
1.恐れと欠乏感に後押しされた人生
2.信頼と潤沢に満ちた人生
ティール組織の視点は2になります。その先には人々や物事を支配したいという欲求を抑制できるようになり、予想外の事が起きてもまたは間違いをしてしまっても、物事はいつか好転し、そうでないときには学び成長する機会を人生が与えれくれたものだと捉えることができるようになります。
意思決定の基準
人がどう思うか、この組織ではどのように評価されるかといった外的な基準による意思決定はなくなります。
自分の内面に照らして正しいかどうか、「私は自分に正直になっているか?」「自分がなりたいと思っている理想の自分は同じように考えるだろうか?」「私はこの世界に役立っているだろうか」という基準で毎日の言動を意思決定することで、いつもの自分をいつも維持することができるようになります。
このように考えることができれば、他人から認められること、成功、帰属意識や富などは結果に過ぎず、思い悩む対象から除外されていきます。
人生は、自分の本来の姿を明らかにする旅
意思決定の基準が自分以外になると、結局は「他人の顔を身にまとう」ようになってきます。
一方、24時間364日の意思決定の基準が自分の中にあれば、自分本来の姿を確認しつつ自分自身がだんだんに建設されてきます。
今回はこのあたりで・・・。