患者さんのゴール、郷クリ・ジム、「ドローイン」のすすめ
郷クリの診療・看護・ケアのゴールは「かかりつけの患者さんが100歳まで健康に、元気に、自立した生活を楽しむこと」。郷クリが考える患者さんのゴールは以下のとおりです。
- 健康に:病気を上手に治し、寿命を縮めない
- 元気に:心身ともにいい状態で自分らしく
- 自立した:自分の足で移動し好きに暮らす
そのために郷クリが患者さん・ご家族の方にできることは次のことになります。
- 健康に:病気をおさえこむ、病気を予防する
- 元気に:患者さんの元気を引き出す、悩み解消
- 自立した:診療のなかで筋トレを指導する
患者さんがゴールを達成するために、患者さんに行なってほしいのは以下の3つです。
- 健康に:自分の病気、治療内容、治療効果を知り、治療・診療を継続する
- 元気に:悩みやストレスは受診時に吐き出し、郷クリに置いて帰る
- 自立した:健康的な生活習慣と筋トレを継続する
郷クリでの診療の中で行う筋トレの指導のことを郷クリ・ジムと呼ぶことにします。
6月から生活習慣病(高血圧症、糖尿病、脂質異常症)、慢性肺疾患や腰痛・下肢のしびれ(変形性腰椎症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症)でおかかりの患者さんを中心に、それぞれの患者さんに合わせた筋トレを指導し始めました。
今回は筋トレメニューの中からドローインという筋トレを紹介したいと思います。
以下引用です。
ドローインとは? ドローインとは、腹横筋などのお腹のインナーマッスルを呼吸で鍛える体幹トレーニングです。 息をしっかり吐くことでベルトや帯のようにウエストまわりに巻かれている腹横筋を絞り、お腹を収縮させたままの状態でまた息を吐きます。 極限まで腹横筋を引っ込めた状態で呼吸をすることで、さまざまな効果が得られます。
ドローインエクササイズで検索するとさまざまな動画エクサイズが表示されます。ぜひ簡単なもので結構ですので筋トレチャレンジしてみてください。
郷クリ院長の説明は以下のとおりです。
- 着物を着て帯を締めると体幹・背中がしっかり伸び、姿勢も良くなり、見た目も綺麗になります。
- この帯の役割をしているのが内腹斜筋、腹横筋と呼ばれるインナーマッスルになります。
- インナーマッスルを鍛えることで帯を締めたような体型をいつも維持できるようになり、脊柱の変形予防、腰痛改善、ぽっこりお腹の改善、尿もれ(女性)の予防などの効果が期待できます。
ドローインを習慣化しましょう。特に以下に該当する方は早いうちにドローインの指導を受けるとよいでしょう。
- 80歳以下の方で以下に該当する方
- ぽっこりお腹が気になる
- 尿もれ(女性)が心配
- 腰椎椎間板ヘルニアまたは腰部脊柱管狭窄症と診断され、現在お薬を飲んでいたり外用薬を使っている方
- 腰が出たことがある方
- 骨粗鬆症の治療を受けている方
- 80歳以上の方はすべての患者さんがドローインを習慣化する対象になりますが、ドローインを継続するにはご本人の意向とご家族の協力が必要になります
- ご本人にドローインに挑戦する気持ちがある
- ご本人がドローインを行うことをご家族が動機付けたり見守ってあげる
郷クリ・ジム、ドローインについては郷クリ・事務にお尋ねください。