堂々(Do-Do)巡りから抜け出しましょう

仕事を「する」

「Do」は仕事を「する」という意味でのDoになります。仕事をする、仕事をする、また仕事をする、今日の仕事を終える、明日も今日と同じようなやり方で仕事をこなすというやり方、すなわちDo-Do巡りのやり方で仕事を繰り返すだけでは学びになりません、したがって仕事を通してプロフェッショナルとしての発達も、学習者としての発達も期待できません。

仕事ができる(Do-Doタイプ)

Do-Do巡りのやり方でも、仕事のやり方はうまくなり、周囲からは仕事ができる人という評価が得られるようになります。が、それはその組織、その部署で同じ役割で同じ作業を繰り返すという技能を千本ノックと同じように体で覚え込んだ技能になります。Do-Doタイプの仕事のやり方でも仕事はできますが、そのやり方ではプロとしての発達や効果的で効率の良い働き方は難しいでしょう。

仕事ができる(Doした結果を振り返るタイプ)

それではプロフェッショナルとして発達するための仕事のやり方とはどのような方法なのでしょうか。プロとして仕事ができるようになるための仕事のやり方とは、1)仕事をDoする、2)仕事の結果を吟味し「できた」ことを味わう(振り返る)、3)次に「できなかった」ことを同定しなぜできなかったのかを考える(振り返る)、4)どうすればできるようになるかを考える(こうすればできるようになるだろうという仮説を立てる)、5)次のDoでは4)で考えた仮説を実行してみてその結果を振り返る、というサイクルを繰り返すやり方になります。

Do-Do巡りから経験学習へ

Doしたらその結果を吟味し自分のやり方を振り返り、できたことを味わいできなかったことの改善案を作ってから次のDoを実行する。最初のDoでできたことを味わい、次も同じようにやればいいんだと自分に言い聞かせる。最初のDoでできなかったとは次のDoではうまくいくように自分で工夫しそのやり方を試してみる。このやり方はDo-Do巡りな仕事のやり方とはまったく違います。このような、1)から5)のサイクルを繰り返す、仕事のやり方・仕事から学習するやり方を経験学習といいます。

経験学習のコツ

Do-Do巡りの仕事の仕方と、経験学習=仕事から学びプロとして発達する学び方の違いは外からは分かりませんし、おそらく自分でも意識していないかもしれません。経験学習のコツは、自分の頭の中にもうひとりの自分の存在を想像し、もう一人の自分といつもの自分が「仕事をDoしたらその結果を振り返るよ」「できたことはなんだろう?」「そうだね、それができたね」「じゃ、できたことを味わって、できた自分を褒めてあげよう」「次はできなかったことを口に出してみよう」(頭の中でつぶやく)、「なぜできなかったのかな?」「次はどうすればできるようになるかな?」「次はできるようになるために試してみることを決めようよ」「やってみてうまく行けばいいし、うまく行かなかったらまた考えたらいいよ」「次のDoではこうするよ」という具体に対話を行いながら振り返りを行うと良いでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です